どうも。猫のくにから来た女です。
2021年6月、父が亡くなったのをきっかけに、
リサーチや作成に時間がかかるライター仕事に集中できない状態になり、
思い切って4ヶ月ほど休む決意をしました。(現在はボチボチ再開中!)
その期間どんな生活をしていたか、
どんな変化があって、何か得るものはあったのかについて解説します。
ライター仕事続けるの大変だな、
休んでみようかなと思う方の参考になれば幸いです。
ライターの仕事2~3ヵ月休みます宣言!
継続中のクライアントさんに事情をお話し、
「ライターのお仕事を2~3ヵ月ほど休ませていただきます」
と伝えました。落ち着いたら連絡しますとだけ伝えたものの、
じつは内心、
「今はライターやりたい人多いし、もう仕事来ないかもしれないな…」
と一抹の不安も抱えながら。
だけど、この”約5年間はほぼ休まず”ライターの仕事を続けてきたので
「果たして無職になりきれるのか!?」
という疑問も頭をもたげて来ます。
そんな中で「人生の中で一度くらい”あえて休む努力をしてみるのも良いのでは!?」
とも思い、ライターの仕事をしない生活を始めることにしました。
朝イチでチェックするのは無料で楽しめるコンテンツ
父の葬儀・納骨・香典返しなどが終わって落ち着くまでには1~2ヶ月ほどかかり、
家の売却が済むまでには3ヵ月ほど(それでもかなりスピーディな方ですが)
かかったので、その間は「ライター仕事休んでよかったな」
という思いしかありませんでした。
でも3~4か月目くらいから、「朝から暇状態」に。
暇つぶしするにも、ライター仕事に没頭していたときは
「なにか有益情報ない?ライティングに役立つ知識どこ?」という思考でした
でも今回は「あえてしっかりライター業を休む」
と決めたのでYouTubeで見る動画も読む本も、
「できるだけ働く意欲を沸かせないもの」を選ぶことに決めました。
収入が無くなるのですから、利用するのはあくまでも無料コンテンツです。
消費と引き換えの暇つぶしはNGにしたよ。
ひろゆきさんの動画をすすめられた
そんなとき、身近にいる友人やTwitterでの友達が
「ひろゆきの動画を流しながら朝マッタリとお茶を飲んでいる」
と言っていたので、
どれどれ?と思いチェックするようになりました。
ライター時代はいかに効率的に仕事をするか!?にフォーカスし、
メンタリストDaiGoさんの動画やWebライターの方の動画を観ていましたが、
今回は反対で「働かない・無理しない生き方」を研究することにしたのです。
毎日のようにひろゆきさんの動画を見続けるうちに、
働くことだけでなく、時間やお金の本質についてまで考えるようになりました。
目からうろこ!
ライターの仕事を休むためにクラウドワークスの通知をオフ
それでも、ちょっとしたスキマ時間ができると、
クラウドワークスからおすすめ仕事やメールでの直接依頼が来ることもしばしば。
そうなるとついログインしてチェックしてしまうので、
「テストライティング受けた方が良いかな」
「単価高いからやってみようかな」
「ここで応じないと仕事もらえなくなるかもな」
こんな思いに包まれて心が揺れ動き、お仕事モードに逆戻りしそうになるのです。
そこで、クラウドワークスからの通知をオフ。
最終的にはブラウザでしか見れないようにアプリも削除しました。
大事なクライアントさんとはチャットワークで繋がってる
お金をかけずに運動したいけど家から出たい欲が湧きだす
ライターを頑張っていたころは自宅が職場ですから、
スキマ時間にYouTubeの筋トレ動画を見ながら室内で運動していました。
運動が終わればデスクに戻ってスグに書けるので好都合だったんです。
でも「ライター仕事を休む」と決めてからは、
なぜか「なんか外出た~い!外の景色が見た~い!」に変わって来ました。
だけど、一歩外に出ればお金を遣う誘惑がてんこ盛りです。
自転車で出かければカゴいっぱいに買い物してしまいがち…。
そこで一日一万歩を目標に「散歩」の習慣を始めることにしました。
これならば無料でできますからね。
もちろん室内での座らない習慣はそのまま継続中ですよ~。
友達とランチするでもなく1人で歩くの(笑)
ときにはスマホを部屋に置いて散歩に出ることも
父の入退院時や容体が悪い時期などは、いつ病院から連絡が来るか読めず
つねにスマホを携帯しなければなりませんでした。
でも亡くなって、多くの諸手続きが終わった今では、
スマホを部屋に置いて出かけることも可能になったのです。(寂しいけどね)
そうすれば、カフェに入ってもスマホを気にせずにに本を読んだり、
ぼ~っと過したりが必然的にできるようになるので、
デジタルデトックスの時間にもなって一石二鳥でした。
ぼ~っとすることには医学的にも効果あると知ってさらにビックリです。
ここ数年、ゆっくり外を歩いてなかった…
ライターの仕事を休んで訪れた変化とは
ライターの仕事を4ヶ月くらい休んで生活にもいろいろと変化がありました。
ざっくりまとめると以下のような感じです。
- 新しいジャンルの動画や書籍を楽しめた
- 『稼ぐ&使う』のバランスのゆがみに気づいた
- 節約に興味がわいた(+無料で楽しめるコンテンツ探し)
- 外の空気が吸いたくなった(自転車よりも歩き)
- ライター仕事が向いてない気がした(笑)
- やけにブログが書きたくなった
- 他の人のブログを読むのが楽しい☚イマココ
こんな一見あたりまえのようなことですが、
思い切って休んでみないと気づけなかったことだと思います。
働くってなんだろう状態を繰り返していた
そんなわたしですが、がむしゃらにライター仕事を頑張っていたころは、
最低でも5万、できれば10~15万以上稼ぐことが目標でした。
そうなると掃除や料理などの家事に手が回らな過ぎて、
お惣菜続きになったり、片付かなくてイライラしたりで
なにかと出費も増えていたんです。
手元に残るお金の少なさに、
「働くってなんだろう…」状態を繰り返していたことにも気づけました。
今はお金に関係なくブログが書きたいなぁ、
他の人のブログやnoteも読みたいなぁ、
って思って毎日楽しく書いたり読んだりしています。
もう少しライター休もうかとしたところで依頼が来ました
そんなこんなしているうちに、長年お世話になっているクライアントさんから
連絡が来ました。お仕事の依頼です。
久々過ぎてちゃんと書けるか自信ありませんでしたが、
ライターさんが増え、サイトも増えたとのことで、
これまでとは違うジャンルの記事を書いて欲しいという依頼でした。
少々難しい内容でしたが、
テキストのみでの納品形式だったので、
なんとか不備なく完了し、現在に至ります。
しかも、継続依頼をいただけることになったのでなんともありがたい。
無理のない本数で受けて丁寧に仕事していくつもりです。(辞めないです、たぶん)
ライター休んだら休み癖付いた!?仕事したくない…
その後は、クラウドワークスやランサーズの募集もチェックしましたが、
コロナ以降、ライターへの応募が増えて激戦状態になっています。
良い案件には多くの応募が来ていて、選ぶ方も大変そう。
前はすぐにでもテストライティングに申し込んでいたのですが、
今は「来るお仕事だけ受けて行こう…」
となっています。
正直さほど仕事したくないモードに切り替わっている感じです。
ライターの仕事を休んで収入減ったけど支出もなぜか減った!?
これは本当にびっくりなのですが、
ライター仕事を休んだ約4ヶ月の期間のほうが、
支出がほんの少しだけ減ったという
衝撃の事実があります。
それはおそらく、空き時間でメルカリで不要品を売ったり、
片付け&掃除をこまめにしたり、
自分の無駄遣いに気づけたことで、
わずかですが副収入を得ながら節約する方向にシフトしたおかげです。
ストレスからの衝動買いも減りました。
「収入がないのだから、無駄な固定費も下げよう」と
サブスクを解約するなどの工夫もしましたよ。
おかずのつくりおきや冷凍保存など工夫を楽しんで食費激減
ライター仕事をギチギチに入れていたころは、
気づけば夕方になっており、夕飯支度が全然間に合わない、
冷蔵庫の中はなにもない、疲れて作る気力がないなど(単にわたしの怠慢でもある)
あらゆる悪条件がかさなって、
「ついついお惣菜をフル活用」
「インスタントものを使って割高になる」
「なんならテイクアウトや外食にしよう」
などという悪循環をくりかえしておりました。
ライター仕事を休んでいた期間は、時間だけはいっぱいあります。
つくりおきしたり、総菜の揚げ物を買っていた部分をお徳用の冷凍品などを
自分で油で揚げるなどして「ほんのちょっとだけ」手間をかけたことも
食費軽減につながったのでしょう。
まとめ
ライターの仕事を始めてから、
それが当たり前の生活だと思ってがむしゃらに頑張って来ました。
でも、親の死という大きな変化が訪れたのをきっかけに、
初めて長期間休んだことは、自分にとってすごく良かったと思っています。
その理由は、以下のことに気づけたからです。
- 在宅ワークは仕事とプライベートの切り替えが大事
- できるライターさんはものすごくパワーがある
- 目先の利益を追って節約を考えないのは危険
- 忙しくしていれば無駄遣いする暇がないという勘違い
- ライター業は細々とでいいから続けたいと思った
働くことでのストレス、お金でそれを解消するサイクルが、
浮き沈みのある(私の場合)在宅ライターの場合、余計に疲労を生み、
がむしゃらに仕事を取りに行くパターンにおちいりがちだということにも。
何事もバランスが大事なのよね~と気づけました。
そして健康もとっても大事。
夜中まで仕事していたのを寝る時間に変えたことで心に余裕が生まれたのです。
あまり長すぎると働きたくなくなりますが、
適度な休みを取る勇気が必要なときもありますね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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