理解者が欲しいという欲求をくすぐられていろいろ奪われるワナに注意

お金

どうも。猫のくにから来た女です。

「理解者が欲しいなぁ、もっとわかってくれる人がいれば…」
「理解者が欲しいと思うのは人間として当たり前の欲求だよね?」
「きっとどこかにわたしの理解者がいるハズ!」

このように思ってきたのですが、ふと気づいたのが、

理解者が欲しいという欲求に付け込んでいろいろ奪われることも多い…という現実です。

ビジネスでも人間関係でも「理解者」を装うことでその人を支配することさえできます。

そんなワナでいろいろ消耗してしまわないように、

わたしの体験からわかったことプラス解決法を書いて行きますので、

参考にしていただければ幸いです。

一緒に人生イージーモードにしていきましょう!

理解者が欲しいけれど「だれもわたしをわかってくれない」

理解者が欲しいけれど「だれもわたしをわかってくれない」

思春期などの多感な時期をすぎてもなお、

だれもわたしをわかってくれない」という悩みを抱える人は多いでしょう。

女子会などで集まって「わかるぅ~」と言い合うことで(これはある意味儀式ですが)

「なんかスッキリした。話してよかった!」と

プチ解決できる人は良いのですが、そんな発散する機会も少ないと、

自分の悩みや思いを吐き出すことができず、ズンズンとひずみのようなものが

溜まっていきます。

「わかるぅ~」よりもずっと怖い言葉がありますのでご注意を!

わたしは女子会が苦手でしたが、友人にも相談されることが多いという意味では

人とのコミュニケーションはそこそこ多い方だったと思います。

いわば姉御肌とでもいうのでしょうか。

今ではいろいろな気づきから「自分のことで精一杯!他人の悩みなんて知らーん!」

という立ち位置に生まれ変わっていますが、過去に引っかかったのが以下のような言葉です。

  • あなたの話を聞いてくれる人いないんだね
  • 他人の世話ばかりで、しっかり者だと思われてて辛いね
  • なかなか理解されない複雑な性格の持ち主なんだよね
  • メンタル的にすごくもろいところがあるから定期的にケアしないと!

 

ちなみに、これらは心理カウンセラーや心療内科の先生ではなく、

普通にまわりにいる人や、ビジネスがらみ、自分のストレス発散目的で近づく人が発する

場合の言葉として受け止めてくださいね。

よくいる怪しい占い系やスピリチュアル系の人も含みます。

 

●自動解釈して過去のいやな記憶を引き出させるワナ●

これらの言葉は否定的な強い言葉なので、

「そうなんです!理解者がいないんです。なのに周りから頼られることばかりで…。

親からもややこしい性格だって言われるし、メンタルやられるのも無理ないんです。」

なぜか興奮状態になりつつも、どんどん卑屈になっています。

いやいや、よ~く冷静に読んでみましょう。

これ、相手があなたに対して発した言葉をそのまま反復しているだけです。

(占いなら)当ってる、知人なら「わかってくれてる!」と勝手に変換してしまっています。

相手の言葉を反芻して証拠集めしないでね。

理解者が欲しい欲求に付け込み二人の世界に引き込むワナ

理解者が欲しい欲求に付け込み二人の世界に引き込むワナ

理解者が欲しいんだね、でも話し聞いてもらえないよね、そもそも理解されづらい

性格なんだもんね、でも放置しておくとさらにメンタル病んじゃうよ!

と続けるケースも多くあります。

あれれ、これって最後は脅し入っていませんか?

そこにプラスして「わたしはわかってあげられる」「あなたのためを思ってアドバイスする」

などと言ってくることも多いでしょう。

そして最終的なトドメがコレです⇩

●なぜか今いるコミュニティーからの別離をうながす●

「周りから相談ばかりされるのは、あなたよりレベルが下の人が多いからなのよ。

しばらく距離を取って今度はあなたが相談する番!今までよく頑張ったね」

なぜか人間関係まで否定されて、お付き合いも控えるようにアドバイスされます。

こうなると、こんなアドバイスをしてくれた人が「救世主」に見えてしまい、

どっぷりと二人の世界にハマっていくのです。

(もちろん誰から見ても害悪な人間関係の中に身を置いている場合、

親身になって「関わるの辞めな」と言ってくれるケースもゼロではありません)

接する世界を狭くすることで洗脳にもつながりそう

 

理解者が欲しいイコール「相手を変えたい」では地獄になる

理解者が欲しい、他人に分かって欲しいという欲求は誰もが抱えているものでしょう。

その証拠に「その悩みわかるよ」「ほんと大変だったね」と言ってもらえれば

安心したり、次に進む気力が湧いて来たりすることもありますからね。

でもそれが思うようにならない場合、

「わたしの気持ちを分かってよ!」「なんで分かってくれないの!?」

という思いから、

自分が相手を変えよう、頑張って教育すれば更生?するかもしれない…

などと考え始める人もいます。

そうなると地獄です。

だって、他人は自分の思い通りにはならないものだから。

自分だけが正しいわけじゃない。

◆自分の「理解者が欲しい」と強く願っていたこと

理解者が欲しいので環境を変えても同じことを繰り返すワナ

怪しげなアドバイザーの言うことに従って、

思い切って環境を変えてうまくいくこともあるでしょう。

理想は「理解者が欲しい」という意識をしなくても暮らせようになることなのですが、

往々にして、なぜか同じことを繰り返す、

「環境変えたってまた同じ悩みが押し寄せてくるじゃーーん!」

堂々巡りになってしまう人は多いものです。

たぶんこれは、人間の本質なんてそうそう変わるものではない証拠ですし、

性格のクセみたいなものや、遺伝的なものもあるのかもしれないですね。

正直”変わるのが怖い”ってのもあるよね。

 

理解者が欲しいならSNSでいろいろな人と会話するのも手

理解者が欲しいならSNSでいろいろな人と会話するのも手

誹謗中傷や炎上など、あまり良くないイメージも多いSNSですが、

例えばTwitterなら、140文字の文章でその人の考え方を発信しているSNSですので

「自分の考えと似た人はいないかな?」と

読みながら探すことが可能です。

なかなかリアルな環境では話の合う人がいなかったり、

傷つきやすいのは弱虫だからと思い込み、悩んでいたりするなら、

特性の合う人のツイートを読むことで安心感を得られるかもしれませんよ。

世界は広い、そしてやさしい。

 

理解者が欲しい気持ちを発信する必要はない

SNSでいろいろな人の考え方に触れることで、

「同じように考えている人、悩んでいる人がいるんだな」

と気づけるかもしれません。

でもそこであえて「理解者が欲しいです」と内情を発信する必要はないと思います。

人が何を考えてどう返してくるかなんてわからないから楽しいんです。

わかって欲しい!だけにフォーカスするのではなく、

いろんな違いを楽しめるのがSNSの魅力だと思います。

SNSを通じていきなり生身の他人に依存するのではなく、

さまざまな考え方に触れる、それを通じて自分に置き換えてみる、などなど…

他人の生き方の多様さを知ることも大切です。

 

解決を焦らずまずは人間観察してみよう!

 

理解者が欲しい気持ちをどう解決させていくか

では理解者が欲しい気持ちはどう解決させていくのが良いのでしょうか。

結論から言うと「解決はできないけど悩みを薄くすることはできる

が答えなのかなと思います。

悩みを薄くするためには、自分自身を認めて愛することが必須です。

自分なんかどうせという気持ちが強すぎると、

「だれも理解してくれない」と思い悩むループにハマりやすいから。。。

そのくらい、他人に自分をわかってもらうのは難しいことだし、

わかってもらおうとして頑張った「甲斐がない」状態におちいります。

理解者が欲しいからと言って無理に自己肯定感を高める必要はない

自己肯定感を高めましょう!という情報を良く耳にします。

子育て中の方なら「子供の自己肯定感を高めることが大事」という文章を目にすることも

増えているのではないでしょうか。

理解者が欲しいという人はおそらく「承認欲求」も強いのだと思いますが、

承認欲求は誰にでもあるものですし、それによって自己肯定感が高まる人も実際います。

子育て本には「褒めて伸ばせ」と書かれているものも多く、

部下を指導した際にも、「わたしは褒められて伸びるタイプなのに…」と言いながら

辞めていく若者にげんなりしたことのある人もいるでしょう(笑)

自己肯定感を高めようとする際に、

「それって本当に自分が自分を肯定してるのか?」
「他人の高評価が欲しいだけじゃね?」

と自問自答してみましょう。

まとめ

理解者が欲しいという思いは多くの人が持つものですが、

他人に理解して欲しい!という思いだけでは根本的解決はできません。

そもそも自分が自分を愛せていなければ、

何をやってもどこにいっても寂しいし、

他人のやることなすことがトゲトゲして見えることが増えてしまいます。

「そんな自分もわたしは好きだよ」

と自分自身を認めながら、自分を労わり、ときには休憩しましょう。

コンディションを整えながら、

いろいろな人の考え方に触れてみることが大切です。

年齢を重ねることで変わることも多いね

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