どうも。猫のくにから来た女です。
初めての子育てってわからないことだらけでホント大変ですよね。
泣いてばかり・寝ないベビー時代を経て、幼稚園嫌がる・学校に行きたくない…
習い事も撃沈、身体能力が上がらないなど。。。。
「親がいろいろ頑張っても、子どもは思ったようには成長してくれない」
と実感しています。
そんな時に知ったのがこちら、 ジュディ・リッチ・ハリス氏著「子育ての大誤解」という本です。
わたしは子育て神話を妄信し過ぎて無茶苦茶頑張っていました。
良かれと思ってガツガツ頑張っている子育てが、ちっとも子どもに響かない。
子育てを大誤解してました!考え方を変える必要があったのです。
【子育ての大誤解】子育て神話なんてないからぶっ壊しても良かった
よく自分の親に昔から言われていた以下の言葉を本気で信じていました。
- 3歳神話:3歳までは母親は子育てに専念しなければならない
- 母性神話:母親なのだから本能的に子どもを可愛がれるハズだ
- 母乳神話:母乳で育てないと病弱な子になってしまう
- 食育神話:親が真心こめて手作りした食事をバランスよく与えなければならない
- 教育神話:早めに良い教育を親が選んで受けさせるべき
しかし実際には、寝ない・泣いてばかりのわが子にお手上げ、新生児期が終了するとすぐに地域のファミリーサポートさんを依頼しました。
週に2回程度赤ちゃんと二人きりにになる時間を減らし、なんとかバランスを保てたのです。
【3歳神話】無理だったので11か月で託児所に預かり保育開始
子育ての大誤解の1つめは、保育所に預けて働くママでさえ気になっているという3歳神話。
内心「子どもに悪いな…」と思いながら後ろ髪引かれる思いで預ける人も多いと言われます。
わたしは専業主婦でしたが、赤ちゃんと密室で何時間も過ごすのはかなりのストレスでした。
布団に寝てることはほぼゼロ、1日中抱っこ紐の中に入れた状態で家事、トイレも食事もそのまま。
体中が痛み、夜は夜泣きで眠れずとにかくイライラしてましたね。
「幼稚園開始の3歳まで自分一人では無理だ…」
ファミリーサポート契約が終わると、近所の託児所に問い合わせて見学に行き、11か月の時に週に2回、3時間程度で預けました。
【母性神話】まわりは優良ママばかり母性の薄い自分を責める日々
子育ての大誤解の2つめは、母性神話です。
赤ちゃんから幼稚園に入るまでの3年間で、
「わたし母性あんまりないかもしれない…。」
と真剣に悩むことが何度も何度もありました。
他のママが自分の子を愛おしそうに見つめ、笑顔で楽しそうに子育てしてるように見えるのです。
わたしは泣かれればイライラし、他の子と仲良く遊べなければ声を荒げて叱って…。
子育て支援センターに出向いても余計な気ばかリ遣い、ドッと疲れて帰った記憶しかありません。
【母乳神話】病院の母乳外来で産後ノイローゼに
赤ちゃんを育てるなら絶対母乳!という母乳神話にも悩みました。
大学病院での出産ではありましたが、大変母乳外来にかなり力を入れてるところでした。
眠い目をこすって2時間おきに母乳外来室に集められ、おっぱいマッサージやら
「とにかく吸わせてみる対策」などが指導されました。
赤ちゃんによって飲む速度も違うので、実質一晩中眠れないに近い入院生活。
なかなか母乳が出ずに、自分を責めて泣いてるママもいましたね。
爆泣きし過ぎて母乳外来室に居られない
わたしは母乳は出ましたが、わが子は1人だけ泣きっぱなしでじっと飲んでくれない!
しかもその泣き声が超絶デカい(笑)
まわりの赤ちゃんがつられて泣き、大合唱が始まってしまいます。
何度もナースステーションに移動させられました。
まわりのママも正直泣き声がうるさかっただろうし、自分では泣き止ませられないしで身の置き場がなかったです💦
しまいには母乳外来室に行きたくなくなり、疲れて眠ってすっぽかした回もあります。
その時は看護師さんがミルクをあげたので、正直ミルクでいいじゃん!と思ったくらいです。
8か月で卒乳させました
仕事していたわけでもなく、母乳もしっかり出てはいましたが、夜中に7~8回起きて授乳する生活が7か月くらいまで続きました。
つまり7か月間朝まで眠ってくれた日がなかったのです。
「もう無理…」
8か月からミルクに切り替えました。母乳神話ごめんなさいです。
最初は慣れなくて大変でしたが、お腹が空けば飲むしかありません。
周りの人は2歳くらいまで母乳を与える母性たっぷりママが多かったので頭が下がりますね。
わたしには無理でした。
【食育神話】親が食べているモノを欲しがる瞬間が来ない…
まわりに結構食育うまく行ってるママが多かったのでがんばりました。
しかし、母乳大好きからミルク好きになったわが子。
ミルクしか飲みません。
人参のすりつぶしやら頑張って離乳食をつくるものの「食べない」
すべてベェ~っと出してしまいます。
「そのうち大人が食べているものに興味示して食べたがるよ」と言われましたが全く兆候ナシ。
それでも、唯一食べるようになったのがWAKODOのパックに入った離乳食でした。
つくったものは、ほぼほぼ食べてくれませんでした😢
11か月で預けた託児所の給食を初日から完食!!
食事面での悩みを解消したかったのと、友だち数人が引っ越したのをきっかけに思い切って託児所に預けてみました。
「給食は手作りですが、良かったらどうですか?」と言われたので、これは食育のチャンス!と思い午前10時から午後1時半まで預けることに。
お迎えに行くと
「給食、完食しましたよ♪」
えっ!!????
何あげてもベェ~っと出す子が??これまでの苦労は?
保育士さん曰く「お友だちと一緒だと食べられる子多いんですよ(笑)」
メニューを見ると食べて欲しかったバランスの良い和食メニュー。感動しました😿
自分だけが食育頑張らなければだめだと、大誤解していたのです。
【教育神話】早ければ早いほど良いの?ウチには該当しない
家から歩いて10分かからないところに公立幼稚園があったのですが、
託児所での「お友だち効果」に気を良くしたわたしは、私立の3年保育に通わせることにしました。
プレ保育に通い「楽しそうだね~」と幼稚園に行くことを楽しみにさせる工夫もしたのです。
早期教育とかいう教育神話も気になってました。幼稚園では少しお勉強的なこともするので良いな!と思って入園決定です。
3歳から私立幼稚園へ入園させるも3年間泣いた
トイレトレーニングもうまく行かず、他の私立幼稚園に入園した際もおむつ持参でしたが、
幼稚園に通い出してわりとスグおむつが外れたので、その点は良かったと思います。
ただ、ゴールデンウィーク明け、夏・冬・春休み明け、学年が変わるたびに大泣き・・・
朝の園バスは毎回ではありませんでしたが、本当に嫌そうでトータルで3年間泣かれて辛かったです。
大泣きされて先生に無理やり抱っこしてバスに乗せられる…今思えばそんなに無理しなくても良かったなと思いますが。。。
それでも幼稚園は入れてよかったかもです
どうしても朝わたしと離れるのが辛い、家が好き過ぎるという理由から毎朝泣いていたものの、
すぐにお友だちができて、お迎えに行くと必ず笑顔でした。
1人のお友だちは小学生になった今でも仲良しで月に1~2回は一緒に遊んでいます。
団体行動や行事参加、給食をしっかりと食べるのにも慣れたので結果的に幼稚園は入れて良かったと思いますよ。
まとめ
親や義父母、大して接点のないまわりの人から、
ミルクじゃ可哀そう、1人っ子はわがまま、食事が食べられないのは母親のせいだ!
なんて言われたりして、ママはプレッシャーに押しつぶされそうになりながら、
寝不足の身体に鞭打って言葉の通じない赤ちゃんや幼児と過ごしています。
日本ならではとも言える、育児神話はもう捨てましょう。そんなの大誤解ばっかです!
親がゴリゴリに教育するよりお友だちや保育士さん、先生の力を借りた方が良い場合もあります。
ストレスを貯めて子どもに当たるのではなく、適切な環境に子どもが居られるように手配する。
そしてできるだけ押し付け教育をせず笑顔でいられるように努める。
そんな親に…わたしはなりたい☻
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