カイジとウシジマくんのモデルがいっぱいな職場で働いて学んだこと

お仕事

どうも。猫のくにから来た女です。

好奇心旺盛だったわたしは、

これまでさまざまな仕事を経験してきましたが、

中でもセクシー系キャバクラのレジ係(夜職)は学びがとても多かったです。

ザックリ言ってしまうと、

「カイジ」と「闇金ウシジマ君」に出てくるような人で溢れていました。

そんなヘビーな環境で働き、人々を観察して過ごした日々をまとめます。

いろいろな悩み解決の糸口になれれば幸いです。

以下は過去にやったアルバイト体験について。よかったらどうぞ⇩

アルバイトとは言えない?履歴書に書けない謎のアルバイトを紹介

カイジ的に生きる男の人が多い夜のお店のスタッフたち

夜のお店のスタッフとして約3年間働いてみて思ったこと。

「なんかカイジの世界みたい…」

です。なんらかの事情で3桁万円以上の借金を抱えた人が多かったんですね。

そして、お給料が入るとなぜか賭け事で増やそうとする(笑)

でも聞いてみると彼らには彼らなりの言い分がありました。

  • 家賃と支払いを除くとお金が手元に残らない
  • 職を転々とするので貯金ゼロ
  • キャッシングや消費者金融など高利な借金がある
  • 賭け事で儲ける快感がやめられない
  • もう昼間の仕事には戻れないと思っている
  • 水商売の女の子が好き(金銭感覚のズレで詰む)

給料の度、一夜にしてお金を使い果たすことを繰り返し、

背中に重い荷物が乗っているようなどんより気分で朝を迎える。

食べ物も買えず、職場の賄いだけで食いつなぐ人もいました。

やがて仕事に来なくなったり、借金取りが店に取り立てに来たりするパターンも多かったです。

田舎から出てきて家賃に吸い取られてマイナスになる

わたしがレジとして働いた場所は、東京港区のとあるセクシー系キャバクラでしたが、

男性スタッフの多くは、中学や高校卒業後に上京してきた地方出身者が多かったです。

そんな彼らの拘束時間は長く、上下関係にもとづく「男同士の付合い」も多いようでした。

そうなると住まいは「寝に帰るだけ」の場所、人間関係は店のスタッフだけ。

しかし、職場のある東京に住み続けるためには、

手にする給料に見合わない高い家賃を払い続けなければなりません。

働けども働けども、家賃と飲み代や遊び代に消えて行く…

睡眠不足で判断力も足りなくなり、借金しはじめる人が多いのです。

中年以降の男性スタッフの闇

また、男性スタッフで年齢が比較的上の人などは、

年齢のせいか話しが合わず、その輪には入っていないことも多かったです。

30代以降にもなれば、オジサン扱いされてなんとなく軽視。

その理由は、自分たちのことを棚に上げ、

「イイ年して、ここでしか働けない人」と考えるから…。

そんな影響からなのか、一見穏やかに見えても、

キレると手が付けられなくなる人も多かったです。

わたしは、賄いを作ってくれる40代にいきなり怒鳴られたこともありました。

みんないろいろ闇を抱えていたんですかね・・・

今思い出しても怖いです。

賭け事や風俗通いなどが趣味の定番化している世界

通常の生活をしていれば、パチンコなどに通う人は目にしても、

違法かもしれない賭け事に毎月大金をつぎ込む人にはそうそう出会えません。

しかし、夜の世界に足を踏み入れてみると「カジノ?趣味でやってるよ。」

という答えが普通に返って来ます。

「それでいくら使ったんですか?」

「20万。給料のほとんどをつぎこんだよ」

「すごぉい!(呆れて)」

「まぁな!(ドヤ顔)」

なんて会話がスタンダートなのです。

中にはもう払えるお金が無く、会社に前借したりツケをため込んでいたり

する人もいました。

ストレス解消に風俗店に通い詰める人もおり、

「じつは、お店の子を本気で好きになっちゃってさ」

などと、まんざらでもない様子。

おそらく身を置く環境のせいで金銭感覚がおかしくなるのだと思います。

フロアー女性は闇金ウシジマ君みたいな人からお金借りてる子も…

スタッフでは女性はレジ係のわたしだけでしたが、

フロアで華やかに働く女性たちは以下のようにいろいろな事情を抱えていました。

  • ブランド品欲しさに普通のバイトでは足りなくなった
  • 芸能人を目指し、コネクション欲しさで夜職に飛び込んだ
  • 普通のOLをしているが見栄を張る生活で借金がある
  • 昼間の仕事が続かない、人間関係がめんどくさくなり退社
  • 時給の良い夜職をすれば楽に稼げると思っている
  • 1か所で夜職が続かず「日払い」で店を転々としている
  • ホスト代や整形手術代を稼ぎたい

などなど…。

年齢的には18歳を過ぎていますので、おそらく親御さんは知らないのでしょう。

また、スカウトと呼ばれる男性に声をかけられて、

「ちやほやされて嬉しかった」
「綺麗だから稼げると言われた」
「寂しいからお客さんと話せてお金がもらえる水商売がいい」

と言って気軽にやってくる子もいました。

孤独な人が多いのだと思います。

一流企業のOLさんがこっそりバイトしにきてどんどん病んで行く

フロアーで接客する女性たちは、港区という場所柄もあり、

若くて美人でスタイルも良い人が沢山そろっていました。

多くの人がフリーターだったり、まだ進路が決まっていない大学生だったりする

パターンが多かったのですが、

一流企業に勤めるOLさんがバイトとして入って来た時は驚きました。

お給料は同年代の女性に比べて多いようでしたが、同僚とのランチ代、

通勤のファション、ブランドバッグや時計、海外旅行など

「ロッカールームでのマウント合戦」に対抗しなければならないとかで…

「お金がいくらあっても足りない」と話していました。

昼間の仕事の空き時間で楽に稼げるイメージから夜職に来たようですが、

もともとあまり飲めないお酒で体調を崩したり、

会社の上司が偶然来店して隠れたりで心身ともに病んで行き、

やがて来なくなりました。以下の動画がかなり内容が近いです!

ホスト通いが辞められなくて夜職から抜けられない子

男性スタッフばかりの中に紅一点のレジ係は、

フロアー女性から人生相談されることも多い立場です。

その内容はおもに恋愛がらみやお金がらみが多いのですが、

どうしてもアドバイスのしようがないのが「ホストにハマった子」です。

ホスト通いの世界では、まずかかるお金が普通とは全然違いますよね。

会いに行くためにお金をどんどんつぎ込まなければならず、

一般の金銭感覚しかないわたしには、

相談される金額が大きすぎて何も答えられませんでした。

恋心も絡んでくるので、本当に苦しそうでしたが「通うの辞めなよ」

と言うと怒りだすのです。

水商売で闇金から借金は危険!安全な資金調達法はある?

だめんずを渡り歩いて暴力やお金をせびられることに悩まされる子も

普通に彼氏はいるけれど相手が働かず女性が生活費を稼いでいるとか、

給料全部を持っていかれてしまうけれど、モテるヒモ男性をつなぎとめておくために

お金を自分から喜んで渡している子もいました。

みなさんとても若く美しい方ばかりなのに、

お金と恋愛ではめちゃくちゃ苦労している印象でした。

恋愛がうまくいかないのは自分の容姿のせいだと思い込み、

整形手術を繰り返す子、稼いだお金を増やそうとして株で大損する子などもいました。

とにかくカオス過ぎて…。

ついにリアルウシジマくんが現れた!!

そんな職場の仕事を続けて行くうちに、

フロア女性の間で話題になり始めたのが、

「金融屋さんってカッコイイよね」という話。

金融屋さんは真面目な人が多く、現金を持っているし、

セクシーキャバクラに来ても触るでもなく、

びっくりするくらいセクハラゼロの『紳士』なのだそう。

フロア女性たちが『紳士』と呼ぶ男性客はほかにも居ましたが、

回数を重ねるうちオオカミ化するパターンがほとんどなので、

金融屋さんはかなりのレアケースだったみたいです。

ウシジマ君はお金を貸す相手を探していただけだった

なぜウシジマ君のような男性が紳士的で、

お酒におぼれるでもなく、女の子と話しをするためだけで店に通い詰めたのか…

それは「お金を高い金利で貸し付けるための客を探すため」でした。

そのため、男性スタッフとも仲良くなり、

彼らの借金事情を把握。

現金をちらつかせ「いつでも相談してくださいよ」と言い出すのです。

一度借りたら、そこからは泥沼。

いくら返しても終わらない借金地獄です。

いつの間にかリアルウシジマ君は店にあらわれなくなり、

彼と親しくしていた男性スタッフもフロアー女性もお店に来なくなりました。

どうなったのかは、、、、謎のままです。

結論:こんな闇に入り込まないためにどうすればいいのか

まさにダークサイドな話しだなぁと思ったあなた。

誰でもこのような世界にハマって泥沼の悩みから抜け出せない人になる

可能性はゼロではありません。

逆に自分は騙されやすい、流されやすいから危ない世界に引きこまれそうで怖い!

という人は以下のまとめをチェックして、覚えておいてください。

  • 都会で一人暮らしするには大金がかかる
  • 水商売では大金を長期的に稼げない
  • 昼間の仕事にも闇があるが夜職はさらに闇が深い
  • 派手な生活や見栄を張ると破綻する
  • 目先のお金に目がくらむと借金を背負いやすい
  • 借金からは逃れられず心身ともに病む
  • 昼夜逆転・アルコール多量摂取でメンタルを病む
  • 閉鎖的な職場環境が自分のすべてになってしまう
  • 勉強せずに投資など一気に稼ごうとするのは危険

 

※もちろん、カイジやリアルウシジマ君が幅をきかす夜の世界にいても、

コツコツと夢に向かってお金を貯め、

資格取得や大学の勉強と両立させ、次のステージへのステップとして

頑張れる人も中にはいます。

目標のために期間を決め、無駄遣いせずにお金を貯められる人は存在するのです。

それでもあえて治安の悪い場所に、時給が良いだけの理由で夜職に飛び込むのは

おすすめしません。

出入りする場所、時間、そこにいる人たち…

環境によって人生のボタンを掛け違えてしまうかもしれないから。

自分の身を守るためにも備えはしっかりしておきたいですね。

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ここまで、収入を増やすのではなく支出を減らそうと言って来ましたが、大きなリターンにはつながらないけど『チリツモ』なポイ活もおすすめです。

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