子どもの学習障害診断擬陽性から1年半。メンクリ通い&服薬辞めた話

子育て

どうも。猫のくにから来た女です。

息子は小3の時に学習障害を疑い、IQテストや読み書きテストをメンタルクリニックで受けました。

その結果IQには問題ないものの、(104でしたので平均値に近いらしい)

「書字障害疑い・読字障害疑い」で、ほぼ陽性と思われる結果が出ています。

その様子についてはコチラの記事をどうぞ。

そんな結果を踏まえてやったこと、現在の学習障害の変化、メンタルクリニック通院&服薬を辞めたことなどについてわかりやすく解説します。

子どもの学習障害の診断と同時にADHD疑いと言われる

子どもの学習障害の診断と同時にADHD疑いと言われる

学習障害専門医がなかなか見つからず、かかりつけ小児科の女医さんに相談すると、

「知人がやっている子どものメンタルクリニックあるから紹介状書いてあげる」

と言われたのが、通院を始めたきっかけでした。

家での子どもの様子をわたしが、学校での様子を担任がそれぞれ、専用問診票の質問に答えたものを医師に渡すことから始まります。

知能テストや読み書き・計算などのテストののち、医師は学習障害疑いの診断を出し、

「ADHDの中でも多動はなく、どちらかというとぼんやりしている感じの不注意優勢型。良ければ薬を飲んで様子みませんか?」

「えッ…初回から薬ですか?」

戸惑いがあったので、とりあえずは服薬はいきなりスタートさせず、次回への相談へと保留しました。

子どもの学習障害について「ADHD治療は疑問」と担任教師

問診票のやり取りが済み、

クリニックと学校と連携して経過観察とになったのですが、後日担任から電話がありました。

「●●君がADHDなのか疑問です。セカンドオピニオンを視野に入れてください」と言われました。

でも不注意や忘れ物が多いのには違いないし、クリニックの医師と子どもの相性も良い感じがしたのでとりあえずそのまま続行することに。

悩みどころでした

子どもの学習障害相談したのは『ADHD専門』クリニック

学習障害はADHDが原因になっていることが多いと言う医師。

ADHD専門クリニックなので、すべてそこに関連付けて話しが進んで行きます。

だけど、なかなか学習障害に特化した訓練・治療を受けられる場所って無いんですよね。

結局、2回目の診察ではアトモキセチンというお薬が処方されました。

錠剤を飲むのが苦手だったので、とりあえずは液体薬だったのですが、これが超絶苦い!

なぜかピルクルで飲むと苦さが打ち消されるようで、毎日ピルクルを欠かさず一緒に飲んでいました。

「とりあえず2年間、飲んでみましょう」

2年という期間が決まっているのなら…と納得して始めることにしたのです。

落ち着いて勉強に取り組めるようになる「アトモキセチン」?

当時小3だった息子は「頭が良くなる薬かい!」と言いながら、

毎日朝晩アトモキセチンをせっせ飲み続けました。

液体なので薬局から持ち帰るときはガラス瓶が重いこと重いこと。

主な副作用は食欲不振や吐き気だそうだが

息子の場合は飲んで初日と次の日に少し腹痛があったのみで、

問題なく続けることができました。「もうお腹痛くないし気持ち悪くもならないから大丈夫✌」

と本人が言っていたので続けていたものの、液体の苦さ+ピルクル割りに飽きてしまいお手上げ。

粒の小さい錠剤が飲めるようになったあたりから、錠剤に変更しました。

ここからは処方薬を取りに行くのも楽になり、外出先での服用もしやすくなりました。

子どもの学習障害は薬で治るのか疑問になってきた小4

子どもの学習障害は薬で治るのか疑問になってきた小4

アトモキセチンの副作用には、食欲減退や吐き気などがあるそうですが、

息子には副作用はほぼ出ていないと思っていました。

しかし、小4になってしばらくしてから「なんかご飯食べたくない」と食欲不振になることが増え、

「もうお薬飲みたくない」「病院行く日に早退するのも嫌だ」と言い出しました。

反抗期やコロナ禍でのオンライン授業ストレスも重なって、精神的に不安定な感じの日も増えてきた中での息子から出た、初めての自発的な意見でした。

小5になり、問診の結果なぜか薬が追加になった

小5になる前に小4の担任からの問診票(学校での1年間のまとめ)を医師に提出してもらい、

親であるわたしは家庭での様子や心配事などを書いた紙を提出しました。

担任いわく、忘れ物や整理整頓ができないこと以外は問題なしという回答で、わたしも同じような回答をしたつもりでしたが…。

医師の口からは、「アトモキセチンはこのまま続けて、もう一種類お薬を増やしてみましょう。」

という展開に…。インチュニブというお薬が追加されました。

帰宅してとりあえず1日分飲んだ息子は「のむとダルい…、無理だわ」

ハッキリと拒否の意志を示しました。

これは強要すべきものではないなと。

 

医師との問診に疑問をもったわたし(通院をやめた決定打)

実はこのインチュニブを増やすという件は親子で診察を受けたときにすぐに決まりました。

最近の様子を聞かれ、イライラしたり怒りたくなったりすることはあるか?と医師が息子に質問して「はい」と答えただけなのに、

「イライラは鎮めないとね。落ち着くお薬を飲んでみようか」

と言ったのです。

そのあとすぐにわたしが、

「年齢的にも(10歳)親の言う事を黙って聞かなくなる時期ですし、成長にともなうストレスや不安・不満を持つ反抗期の始まりでもありますよね?薬の追加とは結び付かない程度だと思うのですが」

と言ったら「スルー」されたのです。

もちろん中毒性のあるお薬でもないようですし、ちょっと試してみれば的な感じだったのかもしれませんが、「なんか違うな」と思いました。

子どもの意志尊重しクリニック通い&服薬を中止

子どもの意志を尊重しクリニック通い&服薬を中止

学修障害疑いの診断を受けたのち、アトモキセチンという比較的副作用の少ないお薬を飲みました(1年10ヵ月ほど)

ほかには、個別指導塾に、勉強のわからないところや遅れを取り戻す目的で通わせています。

塾には現在も通っており、家庭学習が計画的にやれない分を補っている感じです。

 

クリニックから言われた言葉

通院を辞めることに関してはクリニック側から、半年以内であれば再診、それ以降だと初心扱いになるのでまたIQテストの受け直しや初診料が発生しますとだけ言われました。

幼稚園や小学生のときは嫌になって一時的に通院を辞めた子でも中学や高校生になってから自分の意思で通院したい、服薬したいという子もいるらしい。

とりあえずは本人の意志に任せつつ、できることをやって成長を見守りたいと思います

まとめ:生活や学習では工夫しながら経過観察中

子どもの学習障害に関しては、疑いという診断ではあったものの、凸凹が激しいなと感じる部分も多く、日々の工夫が重要だなと実感しています。

気が散る環境で学習しないようにしたり、持ち物や行動のパターンをシンプルにしたりしてストレスが多くかからないようにするなど。

本人も成長とともに自分の意思というものが強くなってくるので、手だし口出しし過ぎないように経過観察中といった具合です。

 

読んでくれてにゃんきゅー

 

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