どうも。猫のくにから来た女です。
小さなころから「あんた見栄っ張りだから直さないと後々苦労するよ!」
と親に警告されてきました。そしてその言葉はもれなく的中。
結論から言ってしまえば、『見栄っ張りは貧乏の始まり』です。
これまでの人生を振り返ってみて、見栄っ張りだったことは大きな反省点。
人生100年時代という恐ろしい現代、見栄を張ってる場合じゃない!
なぜ見栄を張ってしまうのか、どんなデメリットがあるのか、
直す方法はあるのかなどについてツラツラと述べて行きたいと思います。
見栄っ張りな貧乏人は自分の未来を台無しにする
「あれも欲しい!これも欲しい!もっともっと欲しい」
なんて歌がありますが、若い時っていろいろな願望や欲望がありますよね。
だけどその本質を見抜けないと見るもの聞くもの、触れるものすべて欲しくなってしまう。
「あんな風になりたい。」「そのためにはこんな服があれば」
外見から入るタイプだったのでとにかくお金が掛かってしまいます。
(そして失敗した場合は単なる”たんすのこやし”となる…)
先立つものに満ち溢れているわけではないため、カードで買い物をし、請求が来て後悔。
算数が苦手なので、数字を見て見ぬふりしてしまう癖もまずかったですね。
でも、そのおかげか今は年齢を重ねて、物欲はかなり激減しました(笑)
田舎暮らしになったうえ、外に働きに出てないため、他人と服装や持ち物を見比べることがなくなったのもあるかもしれません。
なにしろコンプレックスのかたまりなので、外見的に「よさげ」に見せることに注力していたんです。
努力の甲斐?あって清潔感あるとか、センスが良いと言われるなどしましたが…
だけど、それによって給料が上がるわけでもなく、いつも生活はいっぱいいっぱい。
お金に余裕がないから、遊びに誘われても断らなければならない…
外見を飾っても、それを活用する場やイベントに行くお金がないんです。
「それどこの?」と聞き合う界隈に身を置いていた
ありがちな話ではありますが、相手の着ているものや持ち物のセンスが良いと「それどこの(ブランド)?」と聞く界隈に所属していました。
ドン!とロゴの付いたものを着たり持ったりするのは『ダサい』けれど、シンプルでもどこかセンスが輝いているのはきっとどこかのブランドであろうという謎の価値観…
これ、無尽蔵に結構お金がかかるんです。
久しぶりに幼馴染に会った時には「なんか、どこから見ても綺麗にしてるよね。」と褒められて有頂天になったり…。
●お金のかかる私立高校から見栄張り体質が悪化!?●
親は「柄にもなくお嬢様校に入ったせいで見栄っ張りがひどくなった!」とも言いました。
たしかに高校には裕福な家庭の子が多く、高校生なのに持ちものが超高級な人も居たからです。
そんな環境でじわじわと外見至上主義に染まったのもあるかもしれません。
そうなると親の出費も増えます。
制服もカバンも高い、そのほかの物もいちいち学校指定で高い…PTAや授業参観に来る親の服装や持ち物もどこか高級感がある…。
もともと裕福でなく苦労人だったわたしの両親。今思えばごめんなさいですね(笑)
寄付やらなんやら、授業料の他にも請求されることも多い学校にありがちな卒業式後のパーティーなども派手なのが嫌で、ウチの母は卒業式にも参列しませんでした。
卒業してからは学校に対しての寄付金などの案内も来ましたがもちろんスルーしています。
見栄っ張り貧乏の世界は心がからっぽになる…
見栄っ張り生活が継続できるだけの収入があれば、満足できる貯金ができなかったとしても、自分がそれで良ければいいのかもしれません。
しかし、わたしの場合は意識だけがキラキラな世界に行ってしまい、さらに生活コストのかかる都会に出る人生を選んでしまいます。
実家に居たころと違い、自由は手に入りますが、家賃・光熱費・食費・交通費…必要経費が大きすぎて洋服やアクセサリーの分のお金がありません。
友達とちょっとランチに行こうと誘われてもそれすら無理になる厳しい現実です。
「働けども働けども…」給料の度にため息がでて、やがてリボ払いやキャッシングに手を出して
返済に追われる人生が待っています。お財布と心がからっぽになると借金はどんどん嵩むのです。
毎日お金が足りずイライラして、不安に押しつぶされそうでした。
それでも、今思えば時代が良かったからそれでなんとかなった。日本の今の経済事情の中にいたら「東京貧困女子」になっていた。いや、これからは貧困老人も増えるので明日は我が身です。
見栄っ張り貧乏になってしまう原因とは?
身もふたもない言い方をすれば『バカ』だったからだと思います。
もう少し違う側面からの原因を探すとすれば、『自分に自信がなく、寂しいから』もあるかもしれません。
また、わたしの場合は我が強く他者の意見を受け付けない「頑固さ」も間違った方向に働くと鎧となり、自分を飾ろうとして見栄っ張り貧乏道に足を踏み入れることになったと感じています。
通常の無駄遣いだけでなく、スピリチュアル系や自己啓発にハマりさらに散財してしまうのですが、これらは今思えば見たくない現実からの「逃げ」だったなぁと反省しきりです。
ざっくりまとめると以下のような考え方や性質の人が見栄っ張り貧乏になりやすいので注意しましょう。
- 自分を良く見せたい(張りぼてでいいと思っている)
- 地道に頑張ることが嫌い・苦手
- イメトレで未来が変わるとか引き寄せとかを信じて行動しない
- 勉強に苦手意識があり、不確かな世界に逃げる
- 他者の意見を聞き入れない頑固者
- 「それどこの?」界隈に暮し、謎のライバル意識あり
- 外見で人を判断する人に言われた言葉に影響を受けている
- お金をかければ自尊心が高まると勘違いしている
- こどもおばさんの素質がある
素敵な靴が素敵な場所に運んでくれるのよ的な
見栄っ張り貧乏で身を滅ぼさないために今すぐ毒を食らおう
今はSNSがありますので、他人の外見や持ち物を見せつけられ、やたらと気になり、比べて周りと上手くやるために見栄を張ってしまうという人は多いでしょう。
時にはデジタルから離れて、散歩したり、図書館で本を読んだりすることもいいかもしれません。
それでも!ついついスマホ見ちゃうしネットは常に繋がってるんだよ!というのが現実。
ならば、これから紹介する「良い意味での毒素の強い」動画や書籍に触れてみることをおすすめします。
これらの動画は「そこまでひどい結末になるか!?」と突っ込みたくなるものもありますが、
見終わった後には気分がどんよりして、お金に楽天的過ぎる人、ルーズな人には良い薬になるお話ばかりです。
書籍でおすすめなのはコチラ。
見栄っ張り貧乏にならないために手を出さないほうが良い事
見栄っ張り貧乏にならないためには、幼いころからお金についてしっかりと学んでおくことや、地方の人なら東京に出てきて高い家賃を払い続けながらやっていくことが可能なのかについて、
しっかりと考える「頭」を持つことが大事だと思います。
統計やデータをしっかり頭に入れる、超個人レベルで言えば、お小遣い帳をつけたり小さいころから貯金をしたりというお金の管理ができるようにしておくことが大切です。
また、行動や構えとしては『何もかも手に入れようとしないこと』だと思います。
わたしは若いころ「どこから見ても綺麗で在りたい、どんな突然の出会いが来ても準備万端でありたい」と考えていました。
しかしそこには必ず流行り廃りがあり、その都度振り回され消費してしまうのです。
だったら、健康な体を筋トレなどをして引き締めた方が良い。
内臓から健康を考えて暴飲暴食を避けていけば医療費も少なくて済むし、元気があれば年を重ねても穏やかに暮らせるでしょう。
他人に無理に合わせて散財するならお金をかけずに楽しめることを見つければよいのです。
●ポイ活をスキマ時間にやろう●
ここまで、収入を増やすのではなく支出を減らそうと言って来ましたが、大きなリターンにはつながらないけど『チリツモ』なポイ活もおすすめです。
マクロミルやinfoQはかれこれ15年以上使っており、一時期はまったくアンケートに回答できない時期もありましたが現在は毎日欠かさずやっていて毎月数千円の収入になります。
普通の人が道を歩いていたってお金は発生しません。
銀行に預けても0.001%の金利なんて時代です。今はその辺は改善されてきましたがその分物価が爆上がりしていますから…かわりませんね。
なので、人を待つ間、台所でお鍋煮込んでいる間などにポイ活をしてみるのも心が物欲に傾く時間を利益に変えられると考えられますね。
まとめ
ネットやSNSで何でも情報が得られる時代。
でもそこには必ず『お金儲け』がベースになっています。
資本主義の世の中なので仕方がないのですが、「あ、踊らされているかもな」と
気づけるかどうかが大事です。
経済や社会に興味があり、しっかり学んでいる人は大丈夫だと思いますが、
わたしのように勉強が嫌い、面倒なことは嫌い、
とりあえず外見から入る、マインドの持ち方でお金が舞い込んでくると思っている…
そういう人は見栄っ張りな貧乏人人生まっしぐらになりますので
「そんな風になってたまるか!」と立ち上がりましょう。
自分に問いかける言葉としては「お金使わないと楽しくないの?」です。
耳が痛い!という人が多い問いかけだと思います。
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